ハニーサックル

2008.03.05
バッチフラワーレメディの16番「HONEY SUCKLE」は、
「過去の思い出に浸って懐かしんだり、後悔したりしている。
ホームシック、失恋、ノスタルジー。
”いまここ”よりも過去に生きている状態。
良い思い出を絶えず懐かしんだり、
逆に辛かった過去にとらわれていたりする状態で、
そのために現実の生活を十分に生きることが難しく感じられる」
場合などに使用するレメディ。

先月、中1の女の子にカウンセリングをしたところ、
この16番を真っ先に選ばれたので驚いたのだが、
彼女は「前からもっと勉強しておけばよかった・・・」
そう話し、後悔していたのだった。
中学生にしてハニーサックル!
そんな彼女は教師の娘だった。きっとお母さんみたいに頭良くなりたいんだね。

さて、今日の私はちょっとハニーサックル。
というのは、お客様のパンパンに腫れあがった下肢をマッサージしながら、
看護師時代を思い出していたからである。

今日みえたお客様の左脚は、ご病気でパンパンに腫れていた。
ナースの皆さんなら想像がつくだろう。
蜂窩織炎や、末期ガンの人の点滴が入らないようなムクムクの足・・・

その昔消灯後、両足がパンパンに浮腫んでいたM島N子さんに
マッサージをしてあげたことがあって、
その時彼女は「お忙しいのに申し訳ありません。」と
恐縮しながら、「もう、いいですよ、看護婦さんっ。
どうぞもうお行きになって!」
”あ、そう?もういいの?じゃあ行っちゃうよ”とか思っていると、
「あ〜でも気持ちいい〜。」と喜び、
「お忙しいんでしょ?どうぞもうお行きになって!」
「あ〜でも気持ちいい〜。」とまるでギャグ漫画のように繰り返すのが面白かったっけ。

そして、その何分後かにナースコールで呼ばれて行くと、
ガサゴソと私に、さっきの御礼だと言って、りんご1個を手渡し、
1つ渡すと、またゴソゴソと必死に床頭台をあさり、
「もうひとつ」と2個目のりんごをくれた。
オムツ交換かな?と思っていったのが、そんな用事だったので
その必死な姿がなんだか痛々しくも思えた。

翌朝、「昨夜はありがとうございました。おかげでぐっすり眠れました。
ホント有難かった。神様の手みたいだった。」
そう言ってくれたM島N子さん。一晩たって、よく私のこと覚えていたね

私はただ、あまりに腫れあがった足に触れたかっただけで、
マッサージで少しはむくみがとれないかな?と思って
たまたま落ち着いた夜勤だったからしてあげられた訳で・・・

あとは、常に何か面白いことないかな・・・とネタ探しをしていたので、
M島さんの髪型が白髪混じりのクルクルパーマで、
寝たきりで前髪が扇子状態になってるのが面白くて、
キャラクター的にも上品な言葉遣いが妙におかしかったから



私が病院関係の講習会等でよく話していたのが、
「寝付けない人を眠らせるのに30分もいらない、
たった10分でいいからそばにいて話を聞いてあげたり、
痛いところをさすってあげればそれで十分」ということだった。
(ま、この10分が業務の中では長く感じるんですけどね・・・)

この頃、花音でマッサージしていると、みんなぐっすり寝てしまって、
殆ど何も覚えていないとか、
「顔はやったのかしら?」と本気で言われることがある。
あまりに真剣に訴えられるので
「ちゃんとやりましたよ〜!チョンボしてませんよ〜!」
と言うと、顔をヒタヒタ触って、
「あら、ホントね。(オイルが)入ってるわ」と、ようやく納得。

まったく眠ってくれないのも力不足を感じて凹むし、
覚えてないってのもなんだか、ちょっと残念な感じはするけれど、
ぐっすり寝てしまった人たちは、後悔することなくリフレッシュ&リセットして
よし!明日からまた頑張るぞ!というオーラまるだしで
お帰りになっているようなので、ハニーサックルの出番はないようである。

今日のお客様も「ホント気持ちよかった」と喜んでくださった。
誰にでも「心のスイッチ」ってあると思うのだけど、
私は身体の悪い人(特に悪性の病気を患った人)に対しては
特別なスイッチが入るのを感じる。この「心のスイッチ」については
また機会があったら(覚えていたら)書くことにして・・・

M島さんの持ってた”マジックハンド”を借りて、
わざとティッシュの箱とか落として、マジックハンドで拾って、
他にも色んなものを落として遊んだりしたの
楽しかったな・・・