決してあきらめないこと

2007.04.06
今日でキレイになるヨガインストラクター養成コースが終了した。
講師はアシュタンガヨガの日本第一人者のケン・ハラクマ先生。
雑誌等に良く出ている有名な方である。

生徒は50人。
初日の自己紹介では約1割が仕事を辞めたばかりの人だった。
そのたび先生はとぼけた感じで言った。
「ヨガやるとね、みんな仕事辞めちゃうのっ(^.^)」

よーく見ると皆スリムで内側から輝いている人が多く、
すでにインストラクターやってますとかエアロビ教えてますとか、
とにかく今まで自分が参加したワークショップ(体験型講座)とは
一味違った参加者の中で、自分は小さくなっていた。

理由は恐らく50人中一番身体がカタイから。
認定証がかかっているもので初めて途中で投げ出したい気分にもなった。約45分間の流れるようなポーズが全く頭に入ってこなかったのだ。1日目、2日目と練習中にも頭痛が襲う。

頭を下に下げるポーズが多いせいなのか?
私が先生に質問すると呼吸についての指導と、
「頭で考えるのをやめな」と言われた。
「でも先生、私は今考えなきゃならないことがいっぱいなんです」と
言うと先生は「考え出すと考えが増えるだけだから何も考えないほうがいいよ」と答えた。

仕事を辞めてからというもの、私の頭の中は常に考え事でいっぱいだった。それを分かっているかのような先生の言葉に私はさすが達人は違うな〜と感心した。

早速家に帰り、バッチフラワーレメディのホワイトチェストナットを飲む。ホワイトチェストナットは「繰り返し想念や不安がつきまとい頭が休まらない状態」の時に飲むレメディ。
昨日の中休みも家で練習していたら大家さんが乱入してきて
一緒にポーズをとったりして、一向に頭に入らない。
これほど集中できなかったこともなかったというぐらい今回はダメだった。

ケン先生がレッスンの合間に話してくれる哲学は興味深く、
「ありのままの自分や、相手を受け入れる」ことの大切さや
「何が正しくて何が間違っているということはなく、究極はどれも正しい」ということなど・・・改めて考えさせられた。

今日の最後に行った瞑想のバックには、ホイットニー・ヒューストンの
「Always love you」が流れていた。

先生が静かに話す。
「自分の胸の前に両手を当てて・・・キレイになるには自分の内側が磨かれてくればみんなきれいになれます。自分に優しく・・・無理をしないで・・・決してあきらめないこと・・・」

私は最後の「決してあきらめないこと」という一言に感銘を受けた。
そしてあまりの感動から涙がポロポロこぼれおちた。

私は今まで多くのことをあきらめてきたような気がしたからだ。
これから始めようとしていることに対して先生が「大丈夫!あきらめるな!」と背中を押してくれたような気がした。
鼻をすするまで泣いてしまい、どうしよう〜私だけ?と思い目を開けるとやはり同じように数人が涙を流していたようだった。

終わってから周りの人と話すと、2日目の瞑想でも泣いてしまったという人がいた。実は私もその日に少しジワっときていた。
とにかく毎日大変だったけど必ず感動する話が聞けて本当に良かった。

最終日の今日は試験ということだったが、
前の3日間で何も役が回ってこなかった17人で17ポーズを振り分け、50人を前にインストラクションを行っただけ。
悪運の強い私は簡単であっという間に終わるポーズで済んでしまった。
超ツイてる!

先生が「試験に合格したい人!」と聞くと全員が挙手をし
「はい、みんな合格ねっ!」てな感じであっさり認定証を受け取った。

人に教えられるようになるには日々の練習と努力が必要。
ヨガは自分の内面と向き合える素晴らしいメソッドで、
皆にも是非勧めたいのでこれから頑張って早く教えられるようになりたいな。

最後に高円寺で見かけた面白い看板を紹介しよう。


ペット探偵養成塾  随時入塾受付中。
経験0からプロの探偵まで徹底指導。
「あなたは・・・今の仕事に満足していますか?」

こんな胡散臭くて面白い看板を4日間も見れて、
そしてケン先生に出逢えて本当に良かった。

もうひとつ特筆すべきこととして
参加者の中に、胃がんの末期で余命半年と言われたが
薬物治療等全くなしでヨガのお陰で3年も生きていると
話してくれたエネルギッシュな女性は本当に輝いていた。

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